明治維新史学会 について

本会は、「明治維新および関連事項に対する研究の発展と普及をはかり、あわせて、その研究者相互の協力の促進を目的」(規約第3条)とする、日本学術会議協力学術研究団体です。  1980年5月、原口清・毛利敏彦・田村貞雄・千田稔・松崎彰の5人が打合せを行い、会の設立を広く全国に呼びかけることによって、同年11月、「廃藩置県研究会」が発足しました。1982年5月の総会にて「明治維新史学会」と改称し、現在に至っています。  この間、本会は「視野は広く理論性は高く、現実にはきびしく、かつ精細な実証的精神で、若い力をこの学会に結集し、大いなる学問的発展」(田中彰「会長就任にあたって」『明治維新史学会報』第14号、1989年)を目指してきました。そして、学閥・年齢・肩書きなどにこだわらず、おおらかな雰囲気のもとで会を運営し、大会や研究例会の開催、会報・会誌・論文集などの発行を行ってきました。本会の活動には、若手研究者の参加が多いことが、大きな特徴となっています。 【年間活動】 ・総会・大会の開催(6月) ・秋期大会の開催(10月もしくは11月) ・研究例会の開催(年9回程度) ・『会報 明治維新史学会だより』の発行(年2回) ・『明治維新史研究』の発行(年1回) ・ホームページの運用 会員数は402名(2011年1月31日現在)、年会費3,000円。入会に制限はありません。

例会のご案内(2014年12月)

例会を下記のとおり開催いたします。

日時 2014年12月13日(土)①14時~ ②16時~

会場 明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第3会議室

報告 ①竹ヶ原康佑氏

「文久~元治期における仙台藩の「藩是」模索過程と渉外活動に関する一考察(仮)」

②小林みちる氏

「明治初期外務省と日清修好条規」

資料代 200円(当日会場にて申し受けます)

以 上

例会のご案内(2014年11月)

例会を下記のとおり開催いたします。

日時 2014年11月8日(土)①14:00~②16:00~

会場 明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第3会議室

報告 ①久住真也氏

「政治君主としての徳川家茂」

②宮下和幸氏

「加賀藩主前田慶寧の政治判断」

資料代 200円

以上

例会のご案内(2014年10月)

例会を下記のとおり開催いたします。

日時 2014年10月11日(土)15:00~

会場 明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第1会議室

http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html

報告 岩村麻里氏

「岩崎弥太郎と長崎土佐商会―土佐藩「実務役人」の形成―」

資料代 100円(当日、会場にて申し受けます)

以 上

役員(2014~15年度)

6月7日総会選任 *下線部は新任

○会 長
勝田政治(国士舘大)

○副会長
勝部眞人(広島大)

○理 事
岩下祥子(国士舘大)
落合弘樹(明治大)
神谷大介(東海大)
岸本 覚(鳥取大)
木村直也(産能大)
久住真也(中央大)
小泉雅弘(駒澤大)
笹部昌利(京産大)
白石 烈(宮内庁)
藤田英昭(徳川林政史)
町田明広(神田外語大)
森田朋子(中部大)
吉岡 拓(恵泉女大)

○監 事
中川壽之(中央大)
三澤 純(熊本大)

□理事分担

○事務局
落合弘樹(事務局長)
岩下祥子
小泉雅弘
森田朋子

○委員会
・大会運営
岸本 覚(委員長)
白石 烈
・論集編集
勝部眞人(委員長・編集幹事)
久住真也(編集幹事)
中川壽之
・会誌編集
木村直也(委員長)
神谷大介
笹部昌利
藤田英昭
・例会運営
町田明広(委員長)
吉岡 拓

○顧問
原口 清
三上昭美
毛利敏彦

○評議員
家近良樹
上條宏之
菅原彬州
杉谷 昭
安岡昭男
渡辺隆喜

明治維新史学会規約(2014年度~)

明 治 維 新 史 学 会 規 約 (2014年6月7日総会承認)

【第1章  総 則】
第1条(名称):本会は、明治維新史学会と称する。
第2条(事務局):本会の事務局は、明治大学 落合弘樹研究室に置く。
【第2章  目的および事業】
第3条(目的):本会は、明治維新および関連事項に対する研究の発展と普及をはかり、あわせて、その研究者相互の協力の促進を目的とする。
第4条(事業):本会は、前条の目的を達成するために以下の事業を行う。
①研究会および講演会の開催。
②論文集、会報その他の図書の刊行。
③関係団体および関係研究者との連絡と交流。
④前各号のほか理事会が適当と認めた事業。
【第3章  会員】
第5条(入会):入会を希望するものは、入会申込書を理事会に提出することによって会員となることができる。
第6条(会費):会員は、総会の定めるところにより、会費を納めなければならない。会費を2年分以上を滞納したものは、退会したものとみなす。
会費を滞納して退会したものが、再入会を希望するときは、滞納分を納入しなければならない。
【第4章  大 会】
第7条(大会):会員の研究発表のため、年1回以上の大会を開く。
【第5章  総 会】
第8条(総会):会長は、毎年少なくとも1回、会員の総会を招集しなければならない。
会長は、必要があるときは、臨時総会を招集することができる。
会長は、会員の5分の1以上が会議に付すべき事項を提示して臨時総会を請求したときは、これを召集しなければならない。
第9条(議決):総会の議事は、出席会員の過半数をもって決する。総会に出席しない会員は、書面により他の出席会員に議決権の行使を委任することができる。
【第6章  機 関】
第10条(役員):本会に以下の役員をおく。
①理事若千名、うち1名を会長とし、必要に応じて副会長をおく。
②監事2名。
第11条(選任):役員は、総会において選任する。
会長・副会長は、理事会において互選する。
第12条(会長):会長は、本会を代表する。会長に故障がある場合には、副会長または会長から委任された理事がその職務を代行する。
第13条(理事):理事は、理事会を組織し、会務の執行と会計を担当する。
第14条(監事):監事は、会計および会務執行の状況を監査する。
第15条(役員の任期):役員の任期は2年とし、重任することができる。
第16条(理事会):会長は大会のたびごとに、理事会を召集しなければならない。
会長は必要とあれば、臨時理事会を召集することができる。
会長は、理事の3分の1以上のものが、会議に付すべき事項を示して臨時理事会を請求したときは、これを召集しなければならない。
第17条(委員会):会務の執行のため、理事会のもとに次の委員会をおき、理事の一人が委員長となる。
①大会運営委員会:大会の企画と運営
②論集編集委員会:会編集の論文集の編集と、そのための研究会の運営
③会誌編集委員会:会誌等の編集と発行
④例会運営委員会:例会の企画と運営
第18条(委員):各委員会の委員は、委員長の推薦により、理事会の承認を得て会長が任命する。各委員会の委員の任期は、その委員会の委員長の任期内とする。
第19条(事務局):会の日常的な会務執行と会計のため、理事会のもとに事務局を置き、理事の一人が事務局長となる。事務局員は、事務局長の推薦により、理事会の承認を得て会長が任命する。
第20条(特別委員会):臨時のプロジェクト推進等、緊急の必要により、特別委員会を設置することができる。特別委員会の組織と委員の任命は、第17条および第18条に準じて取り扱う。
第21条(顧問) 本会に顧問をおくことができる。顧問は、会長が理事会の同意を得て委嘱する。
第22条(評議員):本会に評議員をおくことができる。評議員は、理事会が委嘱する。
会長は必要に応じて評議員会を召集することができる。評議員会の議長は、開催のつど、評議会において互選する。評議員会は、会の運営について意見を述べることができる。
【第7章  補 則】
第23条(会計年度):本会の会計年度は、毎年5月1日に始まり、翌年4月末日に終わる。
第24条(規約の変更) 本規約の変更は、総会において、出席会員の3分の2以上の同意を必要とする。
附 則:この規約は、1982年11月22日から施行する。
附 則:この規約は、1988年5月27日から施行する。
附 則:この規約は、1998年6月6日から施行する。
附 則:この規約は、2000年6月10日から施行する。
附 則:この規約は、2004年5月1日から施行する。
附 則:この規約は、2006年5月1日から施行する。
附 則:この規約は、2009年6月13日から施行する。
附 則:この規約は、2010年6月12日から施行する。
附 則:この規約は、2012年6月9日から施行する。
附 則:この規約は、2014年6月7日から施行する。

 

関西例会の開催について(2014年9月)

関西例会を下記のとおり開催いたします。会員以外の方のご参加も歓迎いたします。

日時 2014年9月13日(土)

基調報告(12:30~14:00)報告1(14:10~15:30)報告2(15:40~17:00)

会場 キャンパスプラザ京都第4講義室(JR京都駅すぐ)

京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939 キャンパスプラザ京都
※ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側

http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585

テーマ 「幕末史を再考する-元治元年から150年-」

基調講演 青山忠正氏(佛教大学歴史学部教授)

「下関戦争と天皇」

報告1 中村武生氏(京都女子大学・天理大学非常勤講師)

「幕末洛東〈大仏〉の歴史地理的考察―坂本龍馬はなぜそこに住んだか」

報告2 町田明広氏(神田外語大学講師)

「長州征伐と薩摩藩―西郷吉之助の動向から」

資料代 300円(当日、会場にて申し受けます)

以 上

 

 

 

 

 

会誌投稿規定の改定

①会誌刊行時期の固定化のため、投稿原稿締切を「3月末」から「1月末」に変更しました。②2014年度から会誌の内容が増加するため、書評の枚数を「30枚」から「20枚」に削減し、「~枚程度まで」の表現を「~枚以内」に変更しました。

以下の投稿規定を参照のうえ、ご投稿ください。(会誌編集委員会)

◎投稿規定
1 投稿資格としては、会員であることが必要です。
2 原稿は四〇〇字詰に換算して次の枚数とします(文字数カウントではなく、印字したレイアウトによります)。
論文    六〇枚程度
研究ノート 四〇枚程度
史料紹介  四〇枚以内
書評    二〇枚以内
新刊紹介  一〇枚以内
*図・表・注などは右の枚数に含みます。図・表などはB5判一頁分を四枚と換算します。
3 右記以外の原稿でも、編集委員会が適当と判断したものは受理します。編集委員会で検討して掲載の可否を決定し、通知します。
4 原稿は、会誌のレイアウトに合わせた三二字×二五行×二段、または四〇字×三〇行で設定し、A4判に印字してください。
5 注は(1)(2)……のように通し番号を付して、文章末に一括して記載してください。
6 写真(モノクロ)の掲載も可能です。原則五点以内とします。
7 図・表・写真などは、おおまかな掲載場所を指定してください。できるだけ掲載原版に使用できるものを添えてください。
8 投稿原稿は原則として一月末までにお送りください。編集委員会の責任において査読し、結果を通知いたします。
9 掲載論文の転載は、掲載後一年間は見合わせてください。
10 論文などには八〇〇字程度の要旨を付してください。原稿はプリントアウト(コピー)したもの三部を送付し、可能ならばデジタルデータをメール添付で送ってください。なお、原稿は原則として返却いたしませんので、ご了承ください。
送付先は、最新の会誌または会報に掲載されている投稿規定をご参照ください。

『明治維新史研究』第11号

『明治維新史研究』第11号が2014年4月30日付で刊行されました。内容は以下の通りです。

[論文]金澤裕之「万延・文久期の海軍建設 ―艦船・人事・経費―」
[研究ノート]熊澤恵里子「大名華族の子弟教育 ―越前松平康荘の自立への道」
[公開講演記録]青木美智男「幕末・維新期の民衆運動史研究の再検討」
[書評]刑部芳則著『明治国家の服制と華族』(浅見雅男)
福岡万里子著『プロイセン東アジア遠征と幕末外交』(後藤敦史)
[新刊紹介]箱石大編『戊辰戦争の史料学』(久住真也)
青山忠正著『日本近世の歴史6 明治維新』(三宅紹宣)
佐々木克・藤井譲治・三澤純・谷川穣編『岩倉具視関係史料』〔全二巻〕(中川壽之)
[彙報]

例会の開催について(2014年7月)

例会を下記のとおり開催いたします。

日時 2014年7月12日(土)①14:00~、②16:00~

会場 明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第2会議室

http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html

報告

①辻岡健志氏

「もうひとつの信教自由論―真宗同盟惣代の運動と明治8年大教院解散―」

②後藤新氏

「台湾出兵にかかわった外国人―蕃地事務局一覧表のリストを参考として―」

資料代 200円(当日、会場にて申し受けます)

以 上