会誌第4号の彙報紹介

◇二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会記事
【期 日】二〇〇七年六月九日(土曜日)・一〇日(日曜日)
【会 場】中央大学後楽園キャンパス 三号館三階 小ホール
【総 会】一三時三〇分~
【公開講演】一四時三〇分~一五時五〇分
幕末維新期で歴史法則を捉え直す
                 中央大学名誉教授 金原 左門氏
【第一日目研究報告】一六時~一七時二〇分
① 明治初年の小田原藩藩政改革について       岩崎 孝和氏
                       司会 落合 弘樹氏
【第二日目研究報告】一〇時三〇分~一七時一〇分
② 幕末中央政局における「皇国復古」
―島津久光率兵上京を中心として―     町田 明広氏
                 司会 奈良 勝司氏
③ 明治維新と日朝関係の変質            牧野 雅司氏
                       司会 鵜飼 政志氏
④ 栄典制度の形成と華族              刑部 芳則氏
                       司会 小林 和幸氏
⑤ 明治初年における藩邸処分問題の展開       星野 尚文氏
                       司会 牛米  努氏
【参加者】一九三名(会員一四九名・非会員四四名)
【懇親会】HUB 東京ドームシティ ラクーア店(参加者/六八名)

◇二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会総会記事
【日 時】二〇〇七年六月九日(土曜日)
【場 所】中央大学後楽園キャンパス 三号館三階 小ホール
Ⅰ報告事項
1 二〇〇六年度各委員会(事務局・大会運営・会誌編集・論集編集・ホームページ・例会運営)の活動報告がなされ、了承された。
2 二〇〇六年度会計報告(事務局)および監査報告(藤田監事)がなされ、了承された(会計報告書参照)。
Ⅱ審議事項
1 二〇〇七年度各委員会の活動計画が提案され、承認された。
2 二〇〇七年度各委員会の予算が提案され、承認された。
   大会運営委員会     一四、四一〇円
   会誌編集委員会         二〇、〇〇〇円
   論集編集委員会        一五、〇〇〇円
   ホームページ委員会      一〇、〇〇〇円
   例会運営委員会        二〇、〇〇〇円
3 大会関係費の費目から、大会運営委員と事務局員の院生に対し、大会への交通費の半額(上限一四、〇〇〇円)を支給する、という提案が事務局からなされ、承認された。
4 明治維新史学会編『講座 明治維新』(発行 有志舎)の編集委員長を佐々木寛司理事とする、という提案が事務局からなされ、承認された。

◇二〇〇七年度秋期大会の案内
【期 日】二〇〇七年一一月一〇日(土曜日)
【会 場】中部大学名古屋キャンパス 6階大ホール
【研究報告】一〇時三〇分~
① 福沢諭吉の家族論―家産・家業の視点から―    西澤 直子氏
② 幕末維新期の大坂御用場
―大名・旗本におけるもうひとつの大坂拠点― 荒武賢一朗氏
③ 藩社会の「遺産」をめぐる近代地域社会と国家
―旧熊本藩領における「民属金下戻運動」を事例に― 
今村 直樹氏
④ 「時事錦絵」としての錦絵新聞
―『東京日々新聞大錦』を事例として―    富澤 達三氏
【懇親会】一八時~二〇時 会場 今昔物語

◇例会記録
会報第7号掲載分
二〇〇六年
○七月八日(京都・佛教大学)
 奈良勝司「コスモロジーとしての『開鎖問題』
         ―【攘夷⇔開国】構図の再検討―」(参加者九名)
○七月一五日(東京・明治大学)
 大江洋代「近世軍の崩壊と社会 ―金沢藩軍を中心に―」
                        (参加者一二名)
○九月三〇日(東京・明治大学)
 大和孝明「江戸市中における窮民・病者救済施設の再編
                 ―安政期~明治初年を中心に―」
 大庭裕介「留守政府の政治過程と政権編成 ―太政官内閣創設前後に           おける江藤新平の政治的動向を中心として―」
                        (参加者二六名)
○一○月七日(京都・佛教大学)
 黒田宗篤「宮地厳夫の著作と活動」       (参加者一三名)
○一一月二五日(東京・明治大学)
 淺井良亮「幕府大船政策と諸大名」       (参加者一三名)
○一二月一六日(東京・明治大学)
 塚越俊志「文久竹内使節団に関する一考察」    (参加者八名)

会報第8号掲載分
二〇〇七年
○四月一四日(東京・明治大学)
 町田明広「幕末中央政局における『皇国復古』
―島津久光率兵上京を中心として」
 刑部芳則「栄典制度の形成と華族」        (参加者二六名)
○五月二六日(東京・明治大学)
 桐原健真「『帝国』日本と東アジア
  ―幕末維新期における国際秩序認識」 (参加者一八名)

◇会報発行記録
第7号 二〇〇七年五月一日発行
二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会の案内/二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会報告要旨/二〇〇六年度明治維新史学会秋期大会記事/二〇〇六年度明治維新史学会秋期大会討論要旨/寄贈図書/例会運営委員会だより/大会運営委員会だより/論集編集委員会だより/ホームページ委員会だより/会誌編集委員会だより/新入会員/事務局からのお知らせ/編集後記
第8号 二〇〇七年十月一日発行
二〇〇七年度秋期大会の案内/二〇〇七年度秋期大会報告要旨/二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会記事/二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会大会討論要旨/二〇〇七年度第三十七回明治維新史学会総会記事/大会運営委員会だより/論集編集委員会だより/例会運営委員会だより/新入会員/受贈図書/編集後記

◇新入会員
会報第7号掲載分
(略)
会員数 二〇〇七年三月一日現在三六三名
会報第8号掲載分
(略)
会員数 二〇〇七年七月一日現在三七四名

◇受贈図書
会報第7号掲載分
1 青山秀彦『明治政府の富国構想と民衆』
             (青山秀彦著作刊行会、二〇〇六年四月)
2 山崎渾子『岩倉使節団における宗教問題』
                (思文閣出版、二〇〇六年一〇月)
3 坂本是丸編『国家神道再考』(弘文堂、二〇〇六年一〇月)
4 高橋秀直『幕末維新の政治と天皇』(吉川弘文館、二〇〇七年二月)
会報第8号掲載分
1 熊澤恵理子『幕末維新期における教育の近代化に関する研究
                ―近代学校教育の生成過程―』
                 (風間書房、二〇〇七年六月刊)