会誌第6号の彙報紹介

会報第11号・第12号彙報記事
◇二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会記事
【期 日】二〇〇九年六月一三日(土曜日)・一四日(日曜日)
第1日目(六月一三日)
【会 場】函館市中央図書館 視聴覚ホール
【総 会】一三時~
【研究報告】一三時五〇分~一六時三〇分
① 戊辰戦争史料としての戦状届書に関する一考察   箱石  大氏
                       司会 佐藤 隆一氏
② 江差における幕末維新史関係史料について 宮原  浩氏
                 司会 檜皮 瑞樹氏
【参加者】五五名(会員四二名・非会員一三名)
【懇親会】法華クラブ函館(参加者/四五名)
第2日目(六月一四日)
【巡 見】八時三〇分~
  函館市内→厚沢部町(館城址)→江差町(開陽丸・檜山護国神社〔政  府軍墓地〕・旧檜山爾志郡役所〔郷土資料館〕)→松前町(松前城  資料館・松前藩主松前家墓所)→函館市内→函館空港
【巡見参加者】三五名

◇二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会総会記事
【日 時】二〇〇九年六月一三日(土曜日)
【場 所】函館市中央図書館 視聴覚ホール
Ⅰ報告事項
1 二〇〇八年度各委員会(事務局・大会運営・会誌編集・論集編集・ホームページ・例会運営)の活動報告がなされ、了承された。
2 二〇〇八年度会計報告(事務局)および監査報告(勝部監事)がなされ、了承された(会計報告書参照)。
Ⅱ審議事項
1 会計年度についての規約改正が事務局から提案され、承認された。
   第二三条(会計年度) 本会の会計年度は、毎年六月一日に始ま               り、翌年五月末日に終わる。
2 二〇〇九年度各委員会の活動計画が提案され、承認された。
3 二〇〇九年度各委員会の予算が提案され、承認された。
   大会運営委員会   一八〇、〇〇〇円
   会誌編集委員会    二五、〇〇〇円
   論集編集委員会    〇円(前年度未消化分をあてる)
   ホームページ委員会  〇円(前年度未消化分をあてる)
   例会運営委員会    二〇、〇〇〇円

◇二〇〇九年度秋期大会の案内
【期 日】二〇〇九年一一月一四日(土曜日)
【会 場】神奈川県立公文書館 二階大会議室
【館蔵史料特別公開】一〇時三〇分~ 二階中会議室
 大会当日に限り、「山口コレクション」の中から、坂本竜馬・大久保利通・西郷隆盛・岩倉具視・三条実美書簡などを公開します。
【施設見学】一一時~一一時四五分 一一時までに二階大会議室集合
 収蔵庫や古文書修復のリーフキャスティング(漉嵌機)を見学します。
【研究報告】一三時~一七時一〇分
① 大名家の祖先顕彰と政治改革           岸本  覚氏
② 幕末政治と対外危機認識の変遷(仮)       白石  烈氏
③ 井上毅と参事院
―フランスの諸規定と「参事院章程」の比較を中心に―
                          天野 嘉子氏
【懇親会】一八時~二〇時 大龍飯店(会費五〇〇〇円)

◇例会記録
会報第11号掲載分
二〇〇八年
○七月二六日(東京・明治大学)
 木村直也「幕末における対馬の“位置”」    (参加者一二名)
○九月二〇日(東京・明治大学)
 中野目徹「近代太政官文書の形成過程
      ―「公文録」の編纂を中心にして」
 奈倉哲三「「太政官日誌」の発刊意図とその基本的性格
      ―「新政府」による江戸民衆意識掌握に関する基礎的研究       の一環として」          (参加者二〇名)
○一〇月四日(東京・明治大学)
 後藤敦史「海防目付方の開国論―『乙骨耐軒文書』を用いて」
 中元崇智「「土佐派」の「明治維新観」形成と『自由党史』」
                        (参加者二四名)
○一〇月二五日(桑名市・桑名市立教公民館)
 水谷憲二「戊辰戦争期、尾張藩統治下の桑名城下と同藩取締役所の寺      社支配―桑名市博物館所蔵三崎家文書を中心に」
 ※三重歴史文化研究会と共催          (参加者一三名)
○一二月二〇日(東京・明治大学)
 町田明広「文久期中央政局における摩藩の動向」(参加者二一名)
二〇〇九年
○一月三一日(東京・明治大学)
 箱石 大「戊辰戦争研究のための官版日誌・新聞史料論」
                        (参加者二六名)
○二月二一日(京都・佛教大学)
 奈良勝司「幕末情報の編集と回覧
      ―豊田天巧編『国事記』『新聞』を素材に」
                        (参加者一二名)

会報第12号掲載分
二〇〇九年
○三月一四日(東京・明治大学)
 水谷憲二「戊辰戦争と“朝敵”藩の顛末」    (参加者一二名)
○四月一八日(東京・明治学院大学)
 長南伸治「東宮皇太子東北仰行啓時の贈位と“賊軍”藩の復権」
                        (参加者二〇名)
○五月三〇日(東京・明治大学)
 工藤憲一郎「摩藩誠精忠組有志の忠誠意識に関する試論
        ―有馬新七の言説を中心に―」  (参加者二〇名)

◇会報発行記録
第11号 二〇〇九年五月一日発行
二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会案内/二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会報告要旨/二〇〇八年度明治維新史学会秋期大会記事/二〇〇八年度明治維新史学会秋期大会討論要旨/大会運営委員会だより/ホームページ委員会だより/事務局からのお願い/受贈図書/例会運営委員会だより/会誌編集委員会だより/新入会員/編集後記
第12号 二〇〇九年一〇月一日発行
二〇〇九年度秋期大会の案内/二〇〇九年度秋期大会報告要旨/二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会記事/二〇〇九年度第三十九回明治維新史学会大会討論要旨/二〇〇八年度秋期大会討論要旨/大会運営委員会だより/ホームページ委員会だより/例会運営委員会だより/会誌編集委員会だより/新入会員/受贈図書/編集後記

◇新入会員
会報第11号掲載分
(略)
二〇〇九年二月末日現在三八一名
会報第12号掲載分
(略)
二〇〇九年六月末日現在三七三名

◇受贈図書
会報第11号掲載分
1西澤朱実編『相楽総三・赤報隊史料集』(マツノ書店、二〇〇八年)
2髙木不二『日本近世社会と明治維新』(有志舎、二〇〇九年)
会報第12号掲載分
◇受贈図書
 本会宛に、左の書籍が寄贈されました。
1木原溥幸『佐賀藩と明治維新』(九州大学出版会、二〇〇九年)
2本馬貞夫『貿易都市長崎の研究』(九州大学出版会、二〇〇九年)
3近代史研究会『年報近現代史研究』創刊号(二〇〇九年)
4藤野 保『幕藩制国家と明治維新』(清文堂、二〇〇九年)
5桐原健真『吉田松陰の思想と行動』(東北大学出版会、二〇〇九年)